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NATIONAL COLLEGE OF NURSING JAPAN

看護への思いを胸に、国立看護大学校で学ぶ

看護への思いを胸に、国立看護大学校で学ぶ

在校生

大分県出身

Q.看護職を目指したきっかけは何ですか?

小さい頃から病院にお世話になることが多くて、看護師の方と接する機会が多かったことがきっかけの1つです。

でも、一番大きかったのは、ドラマの「コウノドリ」を見て、助産師という仕事に興味を持ったことです。様々な問題を抱える家族の話もリアルに感じることができ、また命の誕生という奇跡の瞬間に立ち会うことができるのでとても魅力的な仕事だと感じました。

Q.国立看護大学校を選んだ理由は?

もともとは地元が大分なので九州の国立大学を志望していましたが、共通テストの点数が伸び悩み、担任の先生が国立看護大学校を紹介してくれました。

国立看護大学校では、ナショナルセンターの病院での充実した実習や、臨床教員の先生のサポートが手厚いこと、チューター制度があることなど、学習面でも生活面でもサポート体制が整っていることに魅力を感じました。

東京は遠方なので、最初は両親も驚いていましたが、最後は応援してくれたので受験を決意しました。

Q.受験の準備はどのようにされたのですか?

自分としてはチャレンジな受験だと思っていました。

まず、過去問(赤本)を取り寄せて問題を解いていきました。特殊な問題は少なく、基礎をしっかりやった方がよいと感じました。英語、国語、数学の3科目はもともと2次試験対策をしていたのですが、理科の化学基礎や生物基礎などの計算問題などは改めて復習しました。

面接も高校の先生と一緒に練習をしましたが、それほど厳しい面接ではなくて、面接員の方が笑顔でうなづいて私の話を聞いてくれて、温かい印象を持ちました。

Q.合格後の準備は大変でしたか?

実は、受験の時に父が一緒に来てくれていて、私が試験を受けている間などに不動産屋を回ってこんなところがあるよといくつか紹介してくれました。

そのおかげで合格後に再度不動産屋さんに連絡をしたら、運よく希望する物件に入ることができました。

冷蔵庫や電子レンジなどの電化製品があらかじめある物件で準備も比較的楽でした。

Q.入学後の印象はいかがですか?

最初は出席番号が近くの方としか話す機会がなかったのですが、オリエンテーション期間に友達をつくろうみたいな企画がいろいろあって、知り合いが増えてよかったです。

真面目な方が多いというイメージでしたが、案外そうでもない一面もあって、楽しい生活を送っています。

授業では、教員の先生方が熱心で、授業の感想で質問をすると次の授業で改めて解説してくれたりと、学びやすい環境だと思います。特に人体の構造と機能という科目では、先生が熱心に楽しそうに話してくださるのが印象的です。

講義と演習がバランスもよいと思います。解剖学では骨のモデルを直接触ってみたりでき、また、生活援助論も講義と演習がセットになっていて理解が進みます。これから看護の専門の授業も増えてくると思うので楽しみです。

Q.今後の目標を教えてください。

助産師になることが目標です。妊娠・出産・育児の悩みに寄り添い、総合的なサポートができる助産師を目指したいと考えています。

国立看護大学校での学びを通して、知識と技術を身につけ、将来は妊婦さんに寄り添えるような助産師になりたいです。